継続は力なり―4期16年、ICT・SNS・AIで進化させる『議員活動の見える化』
自薦ポイントは、4期16年にわたり、時代の変化に合わせて情報発信と住民との対話の方法を進化させ続けてきたことです。ホームページ、SNS、動画、ラジオ、生成AIと手段は変わっても、『議員活動を見える化し、住民の声を聴き、対話を政策実現につなげる』という目的は一貫しています。さらに、自ら試行錯誤して得た実践知を自分だけのものにせず、SNSガイドラインの全国展開や研修・勉強会を通じて、地域や党派を超えた地方議員の『集合知』へ広げてきました。ICT・SNS・AIを、住民との対話を深め、地方議会全体の質を高めるための手段として活用していることが、本取組の特徴です
どんな課題にアプローチしましたか?
地方議員として活動する中で、議員が何を考え、どのような過程で政策を提案・実現しているのかが、住民から見えにくいことを課題に感じました。政策実現には、一方的に思いを発信するだけでなく、活動をわかりやすく伝え、住民との対話を重ね、その声を政策に反映していくことが重要です。 また、ホームページ、SNS、動画、生成AIなど情報発信の手段が次々と変化する一方で、地方議員向けの実践的なノウハウは十分に共有されていません。 そこで、 * 時代に合った情報発信と対話の方法を継続的に模索すること * 自らの実践知を、地域や党派を超えて議員同士で共有し、学び合うこと の両方に取り組んできました。 「住民との対話」と「議員同士の学び合い」を通じて、より良い政策形成と地方議会全体の質の向上につなげることを目指しています。
どのような新たな価値を創造しましたか?
①「発信する広報」から「対話し、政策につなげる広報」へ ホームページ、SNS、区議会レポート、区政報告座談会「あやこcafé」などを連携し、情報発信を住民との対話、議会質問、政策提言へつなげる「発信→対話→政策提言→実現」のサイクルを構築。その後も、オンライン、ラジオ、YouTubeによる情報発信「ほぼ週刊あやこcafeラジオ」生成AIの活用など、時代に応じて手法を更新してきました。 ②一人の議員の経験を「地方議員の集合知」へ 自らの実践を個人のノウハウで終わらせず、SNSガイドラインの全国展開や、生成AIの研修・ICT活用勉強会を通じて地方議員や関連団体へ共有しています。 「実践→検証→整理→共有→学び合い」の循環をつくり、一人の議員の経験を、地域や党派を超えた地方議員全体の「集合知」へ広げていることが、本取組の新たな価値です。
どんな工夫をしましたか?
①時代に合わせて「手段」を変え、「目的」は変えない 16年間で情報発信の手段は、ホームページ・ブログ・SNS・区議会レポート・あやこcaféから、オンライン、ラジオ、YouTube、生成AIを活用した「議員DX」へと発展しました。一方で、「議員活動を見える化し、住民との対話を政策につなげる」という目的は一貫しています。 ②新しい技術には「攻め」と「守り」の両方を 新しい技術は積極的に活用する一方、安心して使い続けるためのルールづくりも重視してきました。2018年にはSNSガイドライン、2026年には生成AI活用ガイドラインを策定。「危険だから使わない」のではなく、リスクを理解し、「守り」を整えることで積極的な活用につなげています。 ③ノウハウはオープンにし、議員同士で学び合う 実際の議員活動で試し、「何が役立つか」「どこに注意が必要か」を検証。その成果をガイドライン、研修資料、勉強会等で共有してきました。地域や党派を超えて実践を持ち寄り、個人の経験を地方議員全体の「集合知」へ広げることを意識しています。