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富士見市立富士見特別支援学校中学部3年
議会ふわっぴー| 2026年9月3日

特別支援学校における主権者教育「私が市長になったら」富士見市議会議場発表会

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イチオシポイント

 特別支援学校から当市議会に対し、生徒に深く理解させるために「本物を体験すること」や「自分の意見を持ち、それを表現すること」を経験させたいという希望があり、当市議会は、その思いを踏まえ、本会議場で実際の本会議(議員の参加や議長の進行での採決)と同時に議事を行い、その中で生徒は議場でしっかりと演説をすることができた。学校と市議会が連携した取り組みにより、生徒の貴重な体験に繋がった。

どんな課題にアプローチしましたか?

 特別支援学校での主権者教育として特別支援学校が主体となり、次のとおり実施した。  市政の取組や自分たちの権利など、成人してからの権利、義務について生徒自身が考え、自分を表現することを目標に行った。  「どんな学校を作りたいか」 という身近な題材で、生徒自身が描く理想の学校を考え、それを市長候補の公約として、模擬市長選に臨んだ。選挙ポスターを作り、行内街頭演説、選挙演説を行った。そして、埼玉県選挙管理委員会の選挙に関する出前講座を受けた後、実際の記載台、投票箱、投票用紙を使用し、模擬選挙を実施した。その後、富士見市議会議場にて、実際の市議会本会議と同様の流れで、市長として、公約の「新しい学校を作る」条例案を議会に上程し、審議、議決をとるという形で学習を行った。  「誰にでも生きる尊厳があり、自分の生活を営む市町村の一員で選挙に参加する権利があるが、特別支援学校はこの点についての学びの場面を設定することが難しい。そこで生徒が、社会の一員として生きていくために大切なこと(自分の意見を言うことや選挙権の理解)を伝えたいと考え、この取組を実施した。」とのことである。

どのような新たな価値を創造しましたか?

 特別支援学校の生徒は、「習得すること」や「理解すること」に時間や工夫が必要とのことである。教員は、より本物に近づけて理解を深めさせるために市議会、選挙管理委員会等に取材を行い、得た情報を参考に、多角的に授業を進めた。学校だけではなく、多方面からの協力を得られたことで、生徒の学びを深め、自己肯定感を育むとともに、教育現場では、新たな授業の在り方の方向性を見出すことができた。次年度以降の主権者教育ではより広がりを見せる工夫をしたいと考えている。

どんな工夫をしましたか?

 選挙を理解するには、「投票」の体験だけでは乏しいと考え、「立候補」の体験を取り入れた。まず、生徒が自分の視点で「理想の学校」を考えた。一般的な学校ルールを取り払い、自分の身近なもの、好きなこと(もの)を詰め込んだ学校を考えさせることで、活発に意見を出すことができた。

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