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長野県松本工業高等学校、松本市議会
匿名| 2026年9月11日
#住民参加#議会#高校生

高校生が議会と一緒にまちを動かす 権利としての請願を使う

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イチオシポイント

議員がお世話係で、生徒がお客様、という構図はもはや存在せず、生徒は議員と対等に交流を通じて課題を発見し、授業で論点を整理し、課題を調査した。その上で、正式な請願書を作成して市議会に提出し、委員会で生徒自ら説明して議員からの質疑を受けた。議会も高校生向けの模擬議会を実施するのではなく、本物の、そして憲法で保障された請願制度の中で審査し、本会議で採択した本気の取り組みとなった。

どんな課題にアプローチしましたか?

松本市議会と松本工業高等学校とは継続的に交流をしており11年以上になる。 特徴は、高校生が日常生活から地域の課題を見つけ、その課題を議員と一緒になって検討し、必要な場合には議会のしくみを活用してまちを一緒に創っているところだ。

どのような新たな価値を創造しましたか?

この取り組みの中で10年前の2017年に採択された公共交通に関する請願のうち、上高地線を利用する高校生への運賃補助について、2026年に具体的な制度化が決まった。高校生の提案が10年ごしで実現した。単なる意見聴取ではなく、高校生も議会も行政も真剣に実現に向けて取り組んだ結果である。 松本市は2027年春から、上高地線を利用する高校生を対象に通学定期券購入費の一部を補助する方針である。

どんな工夫をしましたか?

模擬議会や模擬請願ではない点が重要である。所管委員会で審査されるなど、実際の民主主義のプロセスを通じた生きたシティズンシップ推進であり、議員と生徒という異なる役割ではあるが、同じまちで暮らす者として、松本市をフィールドに未来を創造する重要な取り組みである。

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