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東京都目黒区・一般社団法人中目黒駅周辺地区エリアマネジメント(NAM)
佐藤周一| 2026年9月11日
#地域活性化#景観

何気ない街角にアートが現れ、巡って歩きたくなるまちへ

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イチオシポイント

普段意識することもなく、ややもすると落書き被害でネガティブなイメージのあるトランスボックスにアート作品をラッピングすることで街のランドマークとして活用。バリエーションも多く次の作品を探す、宝探し的な楽しみを創造している点は、何気ない日常に新たの価値を提供する良い取り組みであり、街歩きにワクワク感を提供しています。

どんな課題にアプローチしましたか?

中目黒駅周辺では、無電柱化に伴い設置されたトランスボックスが日常的に落書き被害を受け、街並みの景観を損なう要因となっていました。一方で、これらの設備は多くの人にとって意識されない存在であり、まちの魅力向上に活用されることもありませんでした。公共インフラでありながら、地域との接点や愛着を生み出しにくいことが課題でした。

どのような新たな価値を創造しましたか?

目黒区とNAMは、「MEGURO ART PROJECT」を立ち上げ、中目黒エリアのトランスボックスにアート作品をラッピングしました。中目黒にゆかりのあるアーティストが「作者が感じる中目黒」をテーマに作品を制作し、令和8年3月には11台のトランスボックスに作品を展開しました。これにより、無機質なインフラが「偶然アートに出会う公共空間」へと変わり、地域住民や来訪者がまちを歩きながら楽しめる新たな体験価値を創出しています。

どんな工夫をしましたか?

本取り組みでは、単なる景観美化ではなく、「歩いて楽しむまちづくり」という視点を取り入れています。トランスボックスアートは落書き被害の抑止、景観向上、回遊性向上という複数の効果を同時に目指しています。さらに、地域ゆかりのアーティストを起用することで、中目黒らしさを表現するとともに、作品の設置場所やアーティストゆかりのスポットを掲載したまち歩きマップも作成されています。アートを鑑賞するだけでなく、まちを巡り、人と場所の魅力を再発見する仕掛けとなっています。

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