早稲田大学デモクラシー創造研究所(IDI)

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ALL学生記者クラブ『高校生の安全保障プログラム』開催報告


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ALL学生記者クラブ(途中塾©・早稲田大学デモクラシー創造研究所と共催)が人材育成塾・リザプロと協働して、夏の2日間、高校生を対象に「安全保障」を学ぶ講座を開きました。
開催報告は下記のとおりです。(招聘研究員 羽田智惠子)

7月26日(土)『中国の台湾侵攻について』 (オンライン)

講 師:源田 孝 (早稲田大学公共政策研究所 招聘研究員 元防衛大学校教授)※資料はこちら

受講は高校生なので『中国の台湾侵攻』は難題だが、2027年・・2年後に日本が巻き込まれるリスクが高いリアルな課題を提示した。
背景や動機、シナリオ、日本への波及、自衛隊の準備状況などについて、講師の説明を受け、関心をもつ高校生からの質問が相次いだ。

8月1日(金)『防衛省ツアー&災害派遣救助活動ケースワーク』

防衛省担当:自衛隊東京地方協力本部

①市ヶ谷記念館での研修ののち、現在の国際情勢と地政学が関わる自衛隊の役割や人材育成体系について説明を受け、意見交換した。
②後半は『体験ワーク』として、災害派遣想定での特性の把握作業、部隊運用のスケジュールを作成、地図を用いた部隊移動計画の作成、ボードゲーム形式で計画をつくり、グループ毎に発表したのだが、スピード感ある進め方には『若さと関心度』が溢れていた。
市ヶ谷記念館で説明を受ける。元の建物は戦前の1934年開設の陸軍士官学校。
戦後は極東国際軍事裁判(東京裁判)の法廷になり、東条英機らが裁かれた。1970年作家の三島由紀夫がバルコニーで「憲法改正」を訴え総監室で自決した(三島事件)。

本庁舎の会議室で「災害派遣」をテーマに体験ワークをし、自衛官の指導で、部隊運用計画を作成した。
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